Airline
顧客が満足できる航空会社を目指して
アメリカ一(=世界一とアメリカ人は考えている)最も忙しいといわれるロサンゼルス国際空港、シカゴミッドウェイ国際空港、ボルチモア・ワシントン国際空港。
ここでひたすらカメラを回し続け,サウスウエスト航空のスタッフと乗客のやり取りをまとめたドキュメンタリー。
日本未公開。
制作国: アメリカ
放送時間: 22分
ジャンル: ドキュメンタリー
DVD発売: シーズン1のみ (US)
初放送: A&E 2004~2005 3シーズン 全70話
初放送(JP): 未公開
総合評価:☆☆
面白さ:☆
企画評価:☆☆☆★
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旅をする中で、機内同様、最も苦痛で疲れるのが空港内。手続きは面倒だし荷物はどこかに行くし、フライトは遅れるし、乗り継ぎは大変だし・・・。お世辞にも航空会社の地上スタッフの対応は素晴らしいとは言い難い・・・と客の立場からは感じます。
このショウは、アメリカで最も忙しいと言われるロサンゼルス国際空港 (空港コード:LAX)と、シカゴミッドウェイ国際空港 (空港コード:MDW)、ボルチモア・ワシントン国際空港(空港コード:BWI)でひたすらカメラを回し続け、それをドキュメンタリーとしてまとめたもの。1シーズンの撮影時間が5,000時間にのぼるとか・・・。
地上での出来事
その中から毎回数人のサウスウエスト航空の地上スタッフと旅客にスポットを当てながら、彼らの空港や旅客機の中での姿を追います。様々なトラブルやサービスを目にすることができます。
スタッフに対し、もっとなんとかしろよと思うこともありますし。よくやってると感心することもあります。旅客に対しても同様です。たまに無茶な客います。わがまますぎだったりとか・・・。
あいにくドキュメンタリーなので、結末については誰もコントロールできるものではありません。そういったことがわかっているので、余計人間ドラマに興味がわきます。まあ、そこは編集でコントロールしているのでしょうが・・・。
イギリスで10年近く続いている同名番組があるらしく、そのアメリカ版とのことです。
面白くはない・・・
毎週楽しみにして、一生懸命観るというよりも、それとなく流れているのを目にするといった感じでしょう。
アメリカでもそんなに話題になったわけではない(株主や同業の間では別かもですが・・・)でしょう。 でも、こういうのを作ってこっそりやってほしいとは思います。
顧客的視点
サウスウエスト航空は、アメリカでは最大手の格安航空会社です。
社員第一、顧客第二(おそらく株主はその次)という変わった経営ポリシーを掲げ、アメリカ国内では注目を浴びています。顧客と直に接する社員が大切にされていないと、顧客に不快感を与えてしまうというのももっともな考え方といえます。
実際多くの企業経営陣が顧客よりも株主の顔色をうかがい、社員は顧客に尽くす一方で疲弊していき、結局は誰も満足しない会社ができあがっています。
特に他の航空会社とは違うという点をアピールできる自信があったので、このドキュメンタリー番組も受けて立ったのでしょう。業界では大きな話題になったのかもしれません。
わたしも飛行機はそこそこ乗りますが、サービスなるものは全く期待していませんし、良い意味で驚かされた記憶は全くありません。サウスウエスト航空も、多分乗った事ない。
日本の航空会社も、こうしたドキュメンタリー番組で自社の素晴らしさをアピールできるようになればいいんでしょうけどねぇ・・・。
直球評価
・面白くない。ただ、へーって感じ。
・ほとんどサウスウエストの自己満足。
・ドキュメンタリーチャンネルでしか放映できない。
・どこかの会社に真似して欲しいとは思う。
・社員と同業者以外は観る理由はほとんど無い。
・DVDを買う必要は全くない。(株主なら送られてきているだろうし)
・航空オタクの人は楽しめるのかも・・・。
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