V.I.P. 世界一セクシーなボディーガード (原題:V.I.P.)

彼女があの高名なヴァレリー・アイアンズ!

ホットドッグスタンドで働いてる普通の貧しいねーちゃんヴァレリー・アイアンズ。
超まぐれで有名俳優を助けてしまったことから、ボディーガード会社のボスとして活躍することに・・・。
部下は有能。でもヴァレリーはずぶの素人。一体どうなるの・・・?

制作国: us.gifアメリカ
放送時間: 45分
ジャンル: アクション
DVD発売: シーズン1のみ (US,JP)
初放送: Syndicated 1998~2002 全4シーズン 全88話
初放送(JP): 日本テレビ 1999~2002

シーズン1全部と後はちょこちょこ観ました。
シーズン1DVD(US)持っています。

総合評価:☆☆★
セクシー度:☆☆☆
アクション性:☆☆★


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ロサンゼルスでホットドッグ売りをしているヴァレリー・アイアンズ (as Pamela Anderson)。たまたま店を訪れた有名人に、映画のプレミアに誘われます。そこにたまたま現われた暴漢をたまたま殴り倒してしまったことで、プロのボディーガードとしてマスコミに取り上げられてしまいます。

腕利きの警備会社コルト・アローズ・セキュリティのターシャ・デクスター (as Molly Culver)、クイック・ウィリアムズ (as Shaun Baker)、ニッキ・フランコ (as Natalie Raitano)、ケイ・シモンズ (as Leah Lail)の4人。ボスのコルト・アローズは、元俳優で顔が売れていたので、仕事は結構繁盛していました。

しかし、税金を支払っていないため、会社を4人に売り払って逃走します。せっかく自分たちの会社を持った4人ですが、倒産するにもお金が必要。何とか会社を存続させようと、前回同様、顔が売れている有名人を探そうとします。

4人はたまたまテレビでヴァレリーのニュースを目にして白羽の矢を立てます。たまたま訪れたホットドッグスタンドで彼女を発見し、口説き落として再スタートすることとなります。あまりにも"たまたま"が多いですが、それは気にしないでおきましょう。

ヴァレリーは店を辞め、高級車を乗り回し、ホテル暮らしの生活になります。ホットドッグスタンドの同僚で親友でもあるマキシン・デ・ラ・クルース (as Angelle Brooks)も誘い、普段は優雅な生活を送ります。お呼びがかからなければね。

タイトルにもなっている会社名V.I.P.は、ヴァレリー・アイアンズ・プロテクション(Vallery Irons Protection)の略。最重要人物(Very Important Person)の略ではないのですが、顧客はVIPばかりです。そんなわけで、報酬も高いのです。

ポイントはなんといってもヴァレリーが単なるど素人であることです。他の4人と敵はもちろんプロフェッショナルです。

ターシャは元モデルでしかも元ロシアのスパイ。かなり訳ありの過去のようで、そのことについてはあまり話したがりません。4人のリーダー的存在です。

クイックは元ボクサーで、格闘術、銃にも長けています。明るくムードメーカーです。メンバーからはゲイ疑惑を受けていますが、確かにちょっと動きや喋りに怪しさがあります。でも違います。たぶん・・・。

ニッキは武器や爆発物の扱いに炊けたエキスパートです。やたらと派手な武器(ランチャーとか爆弾とか)を使いたがりますが、いつもターシャに止められます。

ケイは受付兼経理兼コンピューターエキスパートです。ウェブページを見るかのように、いとも簡単に色々なシステムに侵入します。異性に縁がなく、ちょっとパッとしない子です。

敵はヴァレリーを凄腕だと勝手に思い込んでいるので、多少びびります。しかし、動きが怪しいので「?」がつきまといます。味方からは、いいから邪魔するなと思われていますが、素人発想で双方の期待を常に裏切る活躍をするところが見所です。

素人がなんたらーってよくあるパターンですが、これは結構うまくできていて個人的には好きです。微妙に笑えます。ただ、こういうのもどうしても飽きというのがきてしまいまして、延々と観続けると食傷気味になります。

問題としては、ヴァレリーはえらく度胸があるところです。あまりびびらないので観ていて面白くないです。もう一つ、この内容で43分はちょっと長いです。30分番組ならもっとテンポ良くできて、より面白かったと思います。あと、意外とアクションがしょぼい。

日本でも深夜などに放映されて意外と人気のあるこのショウ。シーズン1のみDVDが発売されています。しかし、よっぽど売れなかったのか、権利問題なのか、その後発売される気配がありません・・・。

セクシーアイドル好き的視点

今時の人はパメラ・アンダーソンっていっても誰やそれ?だと思います。彼女は一昔、いや、ふた昔前に有名だった超セクシーアイドルです。元ね。ま、豊胸もしてますがね・・・。ちなみにわたしは別にモデル好きではありません。

あのアメリカンのああいう巨乳でびんびんばんぶんって感じの子、全然好きじゃないんですわ。なんか品がないよね・・・。とはいえ、あのちょっとかわいげのある喋り方は好きです。あほっぽいけどね。

テレビでの露出は「Home Improvement」、そして「ベイウォッチ」、そしてこの「V.I.P.」そのあと「Stacked」って本屋のコメディに出てました。わたしが観たのは最後の2つだけです。ベイウォッチは当時WOWOWでしかやってませんでしたからね・・・。

まあ、最近彼女が出てくるとしたら、毛皮反対運動をしてるので、それでネタにされる時です。コメディ関係にはそれでよく登場しますね。

この「V.I.P.」もそうですが、当時はセクシーなパメラ・アンダーソンが出るだけでそこそこ視聴者がつきました。「ベイウォッチ」ほど露出はなかったものの、意味不明なセクシーショット(ヴァレリーの妄想などで)が多くありました。

だって、動くセクシーモデルを毎週テレビで観ることができるんですからね。そりゃファンにとってはたまらないでしょう。まあ、それもこのショウの一つの要素だったということを知ってもらえればと思います。





直球評価

・だらーっ、ぽけーっと楽しむショウ。
・個人的にはセクシーシーンはいらない。
・アクションはしょぼめ。
・ヴァレリーの活躍シーンは素人vsプロなので面白い。
・微妙~に笑えるかも。
・実は脱力系。
・パメラ・アンダーソンのファン向け。

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