CSI: Crime Scene Investigation

by Yukio (Bob) Fukuda

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The evidence never lies...

ERを撃破し，全米No.1の地位を獲得．その後も地位を保ち続けている．舞台はLas Vegasで「People lie... But the evidence never does」をThemeに現場調査を徹底的に行い事件を解決していく^*1．

鳴り物入り^*2で日本に登場．早くもspin off番組 「CSI: Miami」が制作され，さらに「CSI: New York」も放映中^*3．Miamiも大成功を収めてい ます．ERだけでなく同じspin-off作りまくりのLaw & Orderにも対抗しているようです．

内容は想像できる通り，事件が起こり，事件現場を徹底的に調査していきます．その徹底振りが今までになく，そしてrealityに溢れ ています．このへんが他と完全に差別化しています．彼らが聞き込みを行う場合は，証拠を探すためや，証拠を基に裏づけをとるためのものが多いです．
言うだけあってなかなか面白い．スリルはそんなにないのですが，証拠からどういう風に容疑者を追い詰めていくかが見所です．

1episodeで複数の独立した事件が発生し，並列に動いていくところも面白い ところ．あとは主要キャラもそれぞれのプライベートで，少なからず何かあるので，そこも面白いとこ ろです．事件の次回以降に持ち越しとかもたまーにあります．

で，新たに虫大好きなGil Grissom (as William Peterson)がSupervisorになるところからShowが始まります．No. 2には元Stripperで，子供と過ごすCatherine Willows (as Marg Helgenverger)．そして事あるごとに過去のGamble癖が問題になってしまうWarrick Brown (as Gary Dourdan)．で，彼とNo.3を争うNick Stokes (as George Eads)．仕事大好きであまりプライベートを持たないSara Sidle (as Jorja Fox)．以上がFieldに出て調査や証拠収集をする．調査主流で，銃を構えてなんとかってことは少ないです．

Crime Labの内勤では，DNA Guyでおちゃらけ部隊．NickとよくおふざけしちゃってGilに目をつけられるGreg Sanders (as Eric Szmanda)．彼の存在は意外と大きく，湿っぽいShowにちょっとした明るさをもたらしてくれます．そして義足のMedical Examiner, Dr. Al Robbins (as Paul Guilfoyle)．この2人のSpecialistが， 事件を別の側面で切り開いていきます．

元Crime LabのBossだったCapt. Jim Brass (as Paul Guilfoyle)は，いまやHomicideのCaptainです． 最初はあまり仲がよくありませんでしたが，次第に打ち解けていきます．

Grissomの魅力がShowをかなり引っ張っている感じがします．彼の観察眼の鋭さとちょっと コミカルな振舞いをします．LVMPDのDaniel Holsteinが基となったようです．Catherineのキャラクターのベースとなったのはは同じくLVMPDのYolanda McCrery．

Opening Theme SongにはThe Whoの"Who are you?"．

個人的には，不透明決着とか，未解決になるのが好きなので，もうちょっとそういう機会を増やしてほしいです．まあ，どちらも番組の骨子には反しますが・・・．

DVDはUS，日本ともReleaseされています．USではSeason終了後すぐにReleaseしています．

●きっとこちらもお気に入り

CSI: Miami

■注釈

*1. 例えるなら「科捜研の女」（観たことないけど・・・）．邦題も「科学捜査班」とかつけてるし・・・．直訳の「犯罪現場調査」だとあんまり面白くなさそう．

*2. ちゃんと伝わっているかどうかは別として・・・．TV観ないからそういうのがどのくらい伝わってるかさっぱりわかんないですね．

*3. New Yorkを選ぶのには大きな意味がある．Law & Orderは全てNew Yorkが舞台で，CBSの本拠地だから．