The Tick

by Yukio (Bob) Fukuda

Showについて

I wanna be a super hero!!

原作はBen Edlund^*1のコミックブック．スーパーヒーローに憧れるArthurの目の前に，青い虫のコスチュームを着たスーパーヒーローThe Tickが現われた！！ が，彼はArthurのスーパーヒーロー像とは大きなギャップがあった・・・．
日本未公開．

Foxではたった8話で打ち切られてしまった．ちょっとアホっぽいので，一般の視聴者はおろか，子供たちにも受け入れられなかったようです．強いて言えば原作コミックのファンなどのフリークには人気があったのかも・・・．
確かに観てみるとなんとなくそれが伝わります．裏にちょっとでも良い番組があったら観ないな・・・ たぶん．一般人を対象とするにはちょっと無理がある．面白いことは面白いんですけどね・・・．

The Tick^*2はぴょい～んと2本の角が生え た青い ダニの全身コスチュームを着たヒーロー．彼はめちゃくちゃ強い！！まさに不死身で無敵で す．が，アタマはめちゃくちゃ弱いというかかなりズレています．そしてくだらねーことを無駄に大きい声で話す．おっさんみたいに．
Arthurはウサギスーツを着た一般人で，スーパーヒーローに憧れて いてTickのsidekick．一般人なので強くないのですが，なんと空を飛ぶことができます．
Captain Liberty^*3は自由の女神みたいコスチュームで，本名はJanet．彼女は本物のスーパーヒーローだけあって強い です．持ってるトーチは灯りにもなるし，フタを開けるとコンピュータになっています．唯一政府とコネクションがあります．
Batmanuer^*4はまあ，Batmanのパクリみたいな感じで，スペイン語訛り．いっつも携帯電話で話してい ます．で，よく喋る．彼の特技は喋り捲って相手に話す機会を与えないことかもしれません．「Batmanuer～！！」とマントをひるがえして登場するだけ で，全然強くないです．弱い．

Captain LibertyとBatmanuerはそれぞれ原作Comicには存在しないが，Animated seriesに登場しているAmerican Maidと Die Fledermausをベースに作られたShowのoriginal．

こいつらに共通して言えることは，スーパーヒーローのくせにほとんど何もしていない．人助けとかもしてなく，どっから収入を得ているのかまったくもっての謎．なのでActionはほとんどないです．念のため．

街には他にもコスチュームを身にまとったスーパーヒーローが存在します．ヒーローたちの色んなコミュニティとかも充実しています．中にはちゃんと働いてて有名だったり，本を出版したりしているのもいる ようです．

まとも順に並べると，Arthur>Captain Liberty>Batmanuer>The Tickの順．
強い順はThe Tick>Captain Liberty>Batmanuer>Arthurとな ります．

笑いについてはなんと説明すればよいかわからないです．ただ，日本のギャグ漫画とかとは全然違う．The Tickは外しすぎで観てるほうもついていけません．しょーもないとこがあるのは確か．説明不足ですんません．
OpeningとかMain themeはなかなかかっこよくて素敵．

こうなると日本で放送されるのを待つか，DVDを買うしかないのですが，どちらも微妙・・・．ただ，DVDは日本のPlayerでも観れますのでご安心ください．ただ，強くお勧めはしません．わたしはごく個人的には好きですけど・・・．なお，アニメの方はVideoが一本出てるだけです．

DVDにはSeason Finalとなる第9話が収録されている．

Comments

*1. 彼はThe Tickのアニメ，実写のCreatorのほかに，AngelやFirefly （Dark Angelを倒したSci-Fi TV Series）のWriter, Producerでもある．

*2. The Tickを演じるのはPatrick Warburton．代表作というとSeinfeldのDavid役やMen in Black IIのAgent Tなどがある．

*3. Captain Liberty演じるLiz Vasseyは変な格好してるけど美人．わたしのお気に入り．＜わざわざそんなこと書くなって

*4. Nestor Carbonellは左手で字を書いてた．