Without a Trace

by Yukio (Bob) Fukuda

Showについて

Sometimes people are missing...

失踪してしまった人々を探すことに特化したFBIのMissing Persons Unitが追跡する．48時間以上経過すると，ほとんどの被害者が死亡することから，常に時間との戦いとなる．
邦題は「FBI 失踪者を追え！」．

数ある犯罪捜査モノのなかでも，失踪した人を探すことに特化したFBIのTeam，Missing Persons Unitに焦点をあてた特別チーム．まずそういう視点が面白い．捜索のプロセスとしては聞き込み中心で結構地味． とにかく地味．また，48時間以上経つと，ほとんどの失踪者が死亡してしまっているという統計から，48時間以内の発見が一つの指標になっていて，一刻も早く発見せねばという緊張感が感じられ ます．

このMissing Persons UnitのBossはJack Malone (as Anthony LaPaglia)．No.2のSamantha Spade (as Poppy Montgomery)と，Vivian (as Marianne Jean-Baptiste), Danny (as Enrique Murciano), Martin (as Eric Close)の少数精鋭で構成されています．

White boardにTime lineを赤線で真横にを引いて，足取りがつかめ次第そこに次々と書き込んでいきます．最初は2つか3つしかない書き込みがどんどん埋まっていくので，解決に近づいてると感じさせてくれるのはわかりやすくてよいです．
おまけにShowの途中途中にXX HOURS LATERとか現在時刻がでて，観てる側に時間の観念を与えてくれるところもよいですね．

わたしは単にAnthony LaPagliaとPoppy Montgomeryが観れるだけで幸せなんで，後はどうでもいいといえばどうでもいいです．わたしは人気の高いCSI:よりもこっちの方が好きです．地味な捜査の方が好きだからか も．

単純ですがすごく面白いです．失踪の理由も様々ですし，必ずしも無事に保護されるとは限らないところが，観ていてドキドキさせてくれます．
あと，すごーく気になるのが，足取りをつかむためにごくごくプライベートなことも発覚し，それが原因で家庭崩壊したりするのがなんとも言えません．そういった人間関係の絡みが見ものなんですけどね．

日本でもついにBS2で放映決定です．この地味さが受けるか？