ジャッカス (原題:jackass)

絶対真似しちゃダメ!!

ジョニー・ノックスヴィルを中心としたメンバーが、笑いではなく、ただ己のパフォーマー生命をかけ、とんでもなくアホないたずらや悪ふざけに興じるアホ番組。
彼らは天才か?それともただのアホか?
どう見てもただのアホのようだ!!

制作国: us.gifアメリカ
放送時間: 20分
ジャンル: お馬鹿スタント、リアリティ
DVD発売: Best of~のみ (US, JP)
初放送: MTV 2000~2001
初放送(JP): MTV 2001?

映画も含め全部観ました
Vol.1~3のセットと、後はバラです。Lost Tapeも買いました。全部US版

総合評価:☆☆☆☆
おバカ度:☆☆☆☆☆
低俗度:☆☆☆☆★


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マネしたらダメよ

あまりにも過激すぎ、そして真似をするアホが続出(死亡事故まで出た)して社会問題となり続けたにもかかわらず、映画まで作ってしまった伝説のアホ番組。「jackass 3D(邦題:ジャッカス3)」なる3作目の映画は3Dにしてしまいました。

一応番組の冒頭には「こいつらは完璧なバカだから君らは真似するな」と表示されます。

ジョニー・ノックスヴィルがスタンガンを自分の局部で試したビデオが元になったといわれています。全体的に特に笑いに照準を絞っているというよりも、アホさを披露し、それが結果として笑いにつながることもあるといった感じです。

とにかく体を張ってどんなアホなことにでも挑戦するといった番組。これといった目的は特になく、自己が満たされることを目的としているかもしれません。

一番笑えるのはゲロネタ
ゆで卵を1時間で50個食べる(元ネタは映画「暴力脱獄(原題:Cool Hand Luke)」でのワンシーン)とか,ワサビを鼻から吸う(映画版のスティーヴ・オー)とか、クソ寒い中、牛乳を1ガロン(約4リットル)一気に飲むとか・・・。

どれも無理するから結局吐いてしまうのですが、頑張っているその姿とゲロの吐き具合に思わず笑いが出てしまいます。
吐いたのにまたひたすら飲み続けたりとか・・・。
材料を胃の中で混ぜてから作るゲロオムレツは、本当にもらいゲロしそうになります。

この程度のネタならいいんですが、危険ネタとう●こネタはちょっと・・・。特に危険ネタは真似するアホが多くて、アメリカではそれでかなり問題になりました。

いや、観ていたら本当に怪我しそうなことを平気でやっています。実際怪我したりしてますし・・・。みなさんもくれぐれも真似しないように。念のため。真似した子供が怪我をして親が番組を訴えるなど、いかにもアメリカ的ですわ・・・。

単なるいたずらネタが一番微笑ましいです。
といっても、シャレにならないレベルまでエスカレートしてしまいます。
警察沙汰もざら。あまりにもシリアス過ぎて、いたずらと気付かない周囲の人も多いです。

ブラッド・ピット(本人)が拉致されちゃったりとかね。
車のトランクから手錠かけられて口をテープで塞がれてる人が出てきたら笑ってられんわっ!!




倫理人的視点

これはもうアレですね。
英語で言うところの「Disgusting!!」ってやつです。

オゲゲでございます。ちょっとこれで笑う人の神経を疑ってしまいます。でも、面白いですな。身体を張ってますから。

でも、こんなのを20分見続けられるのはアホだけでしょう。
普通なら途中でうんざりして観るのを止めますよ。映画なんてとんでもない。拷問でしょ。
DVDセット買うなんて、もういっちゃってるとしか言いようがないですわ。

これがファン以外の正直な声でしょう。
もしあなたがお年頃であれば、意中の異性と一緒に観るのは控えた方がよいです。
こういうのを楽しいと思うあなたに対して失望感を覚えるでしょう。
うちは「ナイトロサーカス」でさえげんなりされますから・・・。

わたしもファンでなければそのように思います。
日本のバラエティ番組で、1,2本放映されるのなら笑っておしまいかもしれませんが・・・。

世の中色々な価値観の人が居るので、一緒に観たり、勧めたりする時は十分注意しましょう。

このショウが好きなら

プロのスケーター。バム・マージェラは、このショウで攻撃していた家族のネタをそのまま持ち込んで「ビバ・ラ・バ・ム(原題:Viva la Bam)」というショウを。

痛い、汚い路線だったスティーヴ・オーとパーティーボーイとかをやっていたクリス・ポンティウスは「ワイルドボーイズ(原題:Wildboyz)」というショウを制作し、MTVで放映されました。

このショウの一員ではありませんが、遙か離れたフィンランドで、The Dudesons (デュードソンズ)という4人組が似たようなショウをやっていますので、そちらもどうぞチェックしてみてください。YouTubeで公開しているので、たくさんの映像を観ることもできます。

直球評価

・テーマはチャレンジ!!
・やっている事はアホだが、その勇気は賞賛。
・なんにせよ、番組にまで仕上げたことは評価。
・もちろん低俗!
・ファンにはたまらない。
・普通の人は別の意味でたまらない。
・かなり人を選ぶ。
・もろに10~20代男性向け

YouTube公式チャンネル


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