The Dudesons (デュードソンズ)

北欧のお馬鹿、世界に羽ばたく!!

北欧はフィンランドにお馬鹿4人組The Dudesons(デュードソンズ)が登場!!
彼らはジャッカス (Jackass)やビバ・ラ・バム (Viva la Bam)の正統な後継者と言えよう。
お馬鹿で危険で笑える強烈なスタントで、フィンランドのみならず、世界中を笑いの渦に引き込んでいく。

制作国: fi.gifフィンランド
放送時間: 22分
ジャンル: お馬鹿スタント
DVD発売: 映画のみ
初放送: Moon TV (FIN) 2000〜
初放送(JP): 未公開

総合評価:7.4/10 7.4/10
お馬鹿度:9.7/10 9.7/10
危険度:9.4/10 9.4/10


- スポンサードリンク -

お馬鹿スタントの遺伝子

ジャッカス (Jackass)といえば、ジョニー・ノックスビル、スティーヴ・オー、バム・マジェーラなどの名前が挙がるでしょう。バムは自身の番組、ビバ・ラ・バムにも出ているため、日本でも広く知られている存在でしょう。

ジャッカス (Jackass)は3度も映画化され、世界中で知られています。
そんな彼らの正統な後継者と言っても過言ではないのが、フィンランド出身の4人組、デュードソンズです。

彼らのデビューは意外と早く、学生の頃に撮りためたものを編集し、2000年にローカルケーブルテレビ局、Moon TVに持ち込んだのが最初だそうです。2001年にはシーズン1が放映され、シーズン2からは、全国放送のテレビ局Neloneonに移り、メジャーデビューを果たします。

2003年には、ビバ・ラ・バムに招かれ、バムとの親交が始まります。2006年には英語版を制作し、オーストラリア、アメリカなどを初めとし、当初は22カ国、最終的には150カ国で放映されたそうです。

YouTubeで公開されているのは、このInternational versionのようです。ほとんどが英語で、フィンランド語のシーンは1割以下です。はっきり言って英語がわからなくても十分に楽しめるでしょう。

四馬鹿

メンバーは4人。
ヤッピ (Jarppi)は、右手の親指がありません。何かで切ってしまったらしい。痛いのが得意で、代表的なスタントの一つに、お腹に的をかいてダーツの的にするものがあります。ダーツの矢が刺さるのですが、平気なようです。

落ちたり、ぶつかったり、ぶつけられたり、殴られたりと大変そうですが、痛がりながらも本人は楽しんでいるようです。ジェットスキーのスタントで膝がぐちゃぐちゃになりますが、元気に走り回ったりしています。

HPは元スケートボーダー。仲間から紳士と言われていますが、行動は破天荒です。乗り物系のスタントで、よく骨折をしています。危険そうなのでも、平気でチャレンジします。ガッツが凄いです。

ヤーノ (Jarno)はスタントを考案し、撮影、編集を行っています。一番のアイディアマンで、おそらく一番お馬鹿で、一番賢いのでしょう。彼なしに恐らくショウは成り立ちません。ショウをよくするために、とにかく考え続けているようです。

撮影が大事なので、ちょっとしたことではぶち切れません。そのせいで、結構ターゲットになってしまいますが、本人としては良い物が撮れればそれでよいのかもしれません。最終的には皆で笑っておしまいです。

ユッカ (Jukka)は最もアクティブなショウマンです。バク宙が得意で、動きに最も切れがあります。ぶつかったりでも、最も思い切りがあります。心優しく、仲間からはとても好かれています。

お馬鹿さ加減

誰でも観ることができるので、彼らのバカさ加減は見ていただければ一番よく分かります。ジャッカスの突撃破壊系と痛い系を集めたものと考えても大方間違いはないかと思います。公共な場所でのお馬鹿もあります。

シーズン2は公共系が増え、ゲロとか汚い系も増えてきますね・・・。公共系も増えてパワーアップしてる。

バム・マジェーラは、シーズン1で何度か登場。シーズン3の冬季オリンピック編にも登場。彼らのバカさ加減を気に入っているようで、家族でフィンランドを訪れたりしています。

わたしが最初に目にしたのは、シーズン1の6〜7話目で、部屋の中で、木材なんかを燃やしてバーベキューをしていたら、予想通り部屋に引火。物凄い炎と黒い煙に包まれ、家の中を焼き尽くしました。消防車も出動して大変な騒ぎに。

幸い田舎で周りに何も無くて事なきを得たのですが、下手したら全国ニュースものですけど・・・。事前に根回しをして、撮影許可とか取っていたのかしら・・・?余りにものひどさに、あっけにとられました。

例によってオススメ度は・・・

他のショウに漏れず、これが面白くてオススメとは言いにくいです。恥ずかしくてね・・・。家では「変人マニア」と称され、白い目で見られていますよ・・・。

まあ、面白いかというと、うーん、まあまあ面白いってくらいかな。お馬鹿すぎてちょっとついていけないというところかな。でも、こういう系が好きな人には、絶対に観てもらいたいです!

げんなり系はそれほどないような気がします。痛いのはげんなりしますけど・・・。

現在はシーズン5が制作、放映されたところです。彼らの挑戦はまだまだ続くのでしょう。誰かが死ぬまで。

彼らはライブショウもやっていて、そちらも人気のようです。
映画も作られています。

オープニングテーマ曲は、かの有名なペール・ギュントの「山の魔王の宮殿にて」。

MTVでは、The Dudesons in Americaが制作され、1シーズンだけ放映されました。




このショウが好きなら

ほぼ同じお馬鹿スタント路線であるジャッカス (Jackass)は興味があることでしょう。

シーズン1でしばしば登場したバム・マージェラのショウ、「ビバ・ラ・バム(原題:Viva la Bam)」はスタイルも非常によく似ています。こちらよりも笑いやすく観やすいかも。

直球評価

・フィンランド版ジャッカス
・観て楽しむ物。真似したらダメ!!
・ただのお馬鹿もこうして構成すればお金を稼げる。
・低俗であることは言うまでもない。
・ファンにはたまらない。
・このショウを好きだというと、人格を疑われる。
・家族と観ちゃダメ。子供もダメ。
・もろに10~20代男性向け。

YouTube公式チャンネル

- スポンサードリンク -