DINAMITA

爆発力より疾走感で勝負するスパニッシュ・スケッチ

スペインのコメディアンTricicle(トリシクレ)が放つ、緊張感と疾走感たっぷりのスケッチショウ。
9人の役者がノリの良い展開で次々と笑いを誘います。
スペイン流の笑いは意外と面白い!

制作国: es.gifスペイン
放送時間: 25分
ジャンル: コメディ、スケッチ
DVD発売: シーズン1~2(ES)
初放送: Televisión de Catalunya 2000~2004 4シーズン全52話

DVDで全部観ました!

総合評価:☆☆☆★
疾走度:☆☆☆☆
面白さ:☆☆☆☆


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またしてもよくわからないスペイン語のショウに挑戦!!
昔はdisco.esとかdvdgoとかで買っていましたが、今はamazon.esもありますし、ebayでも買えますし、随分と便利になったものです。

スケッチなので、笑いの的が絞られているし、オチが何かわかりやすいので、スペイン語初心者なわたしにも非常にわかりやすいです。結構知ってる単語もたくさん出てきます。なんとか頑張ればやっていけそうだ。無声のスケッチは、もちろんスペイン語がわからなくても笑えます。

このDINAMITA(でぃなみた:ダイナマイトの意味)は、Tricicle(とりしくれ)という3人のコメディーライターが書いたネタがベースです。恐れ多くて他ではテレビに出せないであろうネタも平気で発表しています。思い切りいいの。

で、そういうベタなのが意外と面白かったりします。スケッチはロケも多く、笑い声は後からいれてるみたいです。

ショウは非常に小気味よく進んでいきます。それこそ、ダイナマイトへ向かう導火線の火花のように淡々と。そして緊張感を持っています。一つ一つのスケッチのテンポも良いし、一話全体のテンポもよく、あっというまの25分といった感じです。テーマ曲も緊張感あっていいですね。

また、毎話に何かしらのテーマがあり、それに沿ったスケッチが何度も登場します。これが一話にぴしっと柱を通してるといった感じです。

Tricicleの一人、ホアン・ガルシア(Joan Garcia)も役者の一人として登場しています。3人では番組の合間にちょこっとだけ出ます。あと、ビンセンタ・ンドンゴ (Vicenta N'Dongo)。この女の人非常にうまいです。En la ciudadにも出てますね。

学習にも良いですし、観ていても非常に楽しいです。様々な国に色々なスケッチショウがありますが、他国にも決して引けをとりません。Tricicle、センスありますね。適当に買ったのですが、いいショウにめぐり合えてよかった。素晴らしいです。

テレビのスペイン語講座とかも、こういうの題材にすればいいのに・・・。オチもあって面白いし。

ショウは2004年で終了し、多くのキャストは2005年にTrilita(トリリータ)というショウにそのまま移ったようです。

トリシクレは非常に人気があるようで、その後も全国各地でライブショウをやっているようです。

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