7 VIDAS

スペイン初の英米型オリジナルシトコム!

スペインはマドリードにあるアパートメントに住む人々の生活を描いたスタジオマルチカメラ型のシチュエーションコメディ。
アパートの住人達の日常や交流、恋愛なんかを描いたフレンズみたいなショウ。
日本未公開。

放送時間: 50分
ジャンル: マルチカメラシトコム
DVD発売: 1~9 (ES) DVDは全15シーズンを不均等に9つに分けています。
初放送: Telecinco 1999~2006 15シーズン 全204話
初放送(JP): 未公開

制作国: es.gif
総合評価:☆☆☆★(予想)
スペイン人気度:☆☆☆☆
筆者理解度:☆

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初めて観たのスペインのテレビショウということで、まだまだついていけません。かろうじて内容がわかるくらい。7 vidas(しえて びだす)は英語で言うと7 livesなのですが、メインキャスト7人もいないし。タイトルが何を意味してるのかさっぱりわかりません・・・。もしかしてアパートメントの名前?

登場人物たち

ショウは18年ぶりに昏睡状態から目覚めたダビード (as Toni Cantó)が無事退院するところから始まります。姉のカルロータ・ペレース (as Blanca Portillo)が住むアパートメントに戻ってきます。
このアパートメント、大きなマンションの最上階の住居で、結構広くて何部屋もあります。キッチンは共有で、シャワーとかトイレもきっと共有なのね。

オーナーはおばちゃんでソレダード・ウエテ (as Amparo Baró)。通称"ソレ"。他のメンバーは入れ替わりますが、最初から最後までずっといる唯一のオリジナルメンバーです。だからきっとこのアパートメントのオーナーじゃないかと・・・。あんまし目立たずですが、まとめ役です。

シーズン1でもっとも目立つのが、おばちゃんの息子フランシスコ・ヒメノ・ウエテ (as Javier Cámara)。通称"パコ"。独身でガールフレンドを求めていますが、もてません。見た目かっこよくないし、パリッとしませんしね。でもシーズン1ではエースみたいで、一番面白いです。

シーズン1ではダビードとカルロータのいとこ、ラウラ・アルテガベイティア (as Paz Vega)がセルビアからダビードを訪ねてきて、アパートメントに居座ることになります。仕事を探しているようです。ちょっとずつダビードのことが気になりだします。

社会復帰したダビードは近くのバー「CASI ke NO」のウェイターに就きます。

シーズン1は、18年ぶりに社会に復帰したダビードの色々な経験および、かつての友人たちとの再会や恋愛が一つの大きな流れです。

特別感がないという良さ

特にスペシャルなショウには見えませんが、スペインではロングランショウとなりました。まあ、非現実すぎない設定が、観ている側も等身大のスペイン人の生活のようで、ウケが良かったのかもしれません。

スペインの人気ショウ、アイーダ(Aída)は、この7 vidasのスピンオフです。

なお、DVDの入手は現在非常に困難です。

スペインテレビ事情的視点

一言で言うと、スペインのテレビドラマはつまらないと、特に若者には酷評されていました。 だらだらと長いメロドラマが1本2時間近く流れるのです。
それに比べ、イギリスやアメリカなどのテレビショウは、半分の時間でテンポもよく、予算もたっぷりで映画さながらのクオリティです。

スペインに限ったわけではありませんが、ヨーロッパではアメリカのテレビドラマが多く流入しています。 放映局としても、自費を使ってウケるかどうかわからないドラマを制作するより、予め人気が保障されているアメリカのドラマを買った方が、簡単に視聴率を取れるのです。

そんな中、Telecinco(テレシンコ:多分5chで放映しているテレビ局)で放映されたこの7vidasは大成功を収めたオリジナルドラマとなりました。アメリカンスタイルと言われた観客を前にしたマルチカメラシトコムというスタイルで、多くの支持を得ることに成功したのです。

Telecincoは以降El Comísarío、Hospital Central、Los Serrano、スピンオフのAídaなど、オリジナルのテレビドラマでヒットを出し続け、現在に至っています。

直球評価

・一言で言うとスペインのお茶の間向けコメディ。
・スペイン語についていくのが大変。泣きそう。
・なぜかダビード(トニー・カント)に惹かれる。
・カルロータとパコが主にお笑い役。
・もっとDVDセットを買いたいが、買いにくくて困る。
・実際どの程度面白いのかは謎。
・とはいえ恋愛のラインはわくわくする。

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