ビバ・ラ・バム (原題:Viva la Bam)
実の家族を攻撃!!
プロのスケートボーダーであり、CKY、jackassと活躍してきたバム・マージェラ(Bam Margera)。
今回は彼自身の家族を攻撃のターゲットにし、ハチャメチャないたずらを仕掛けまくる。
まさにCKY、ジャッカス(jackass)の後継番組。
制作国: アメリカ
放送時間: 20分
ジャンル: お馬鹿スタント、リアリティ
DVD発売: シーズン 1~5 (US,JP)
初放送: MTV 2003~2005 全5シーズン 全43話
初放送(JP): DVDリリース 2005
全部観ました。
DVDも全部買いました。
総合評価:☆☆☆★
ハチャメチャ度:☆☆☆☆★
げんなり度:☆☆★
Viva la Bamはないので、代わりにBam's World Dominationをお届け。
全然違うけど・・・。
- スポンサードリンク -
やっていることはCKYやジャッカス(jackass)の時とほぼ同じですが、時間がたっぷりあるのでしっかり楽しめます。
ジャッカス(jackass)を観ていた時は、どう育てたらこんなアホ息子になるんだよ!!最低なクソガキだな・・・と思っていましたが、このショウで色々なシーンを観ていると、やはりお互いに家族で愛し合ってるんだなぁとわかり、どこかしらほっとしました。
まあ、そういうのがあった上で無茶しています。ただ、伯父のドン・ヴィトは例外のようです。ヴィトはエイプリールにも相当嫌われています。なんでもフィルとエイプリールの結婚式の時に、ウェディングケーキを食べてしまったとかで・・・。
フィルやエイプリールをブチキレさせようと、毎回恐ろしいまでの仕掛けをします。あるいは2人に楽しんでもらおうと色々とプレゼントもしたりします。何か裏があるんじゃないかとかんぐってしまいますが・・・。
フィルとエイプリールは本当に寛大で、特にフィルはちょっとやそっとのことじゃブチキレません。エイプリールはよく絶叫しています。特に家や自分のコレクションの小物の事となると、血相が変わります。
ただ、シーズン2以降、フィルへの攻撃はほとんどなくなります。本人からの申し入れがあったのか、もしくはヴィトいじりの方が断然受けがよいのか。おそらくは前者だと思います。殴ったりとかホントなくなりましたもん。これがフィルの意志なのか、バムのものなのか、プロデューサー指示かわかりませんがね。
ドン・ヴィトは何を喋っているかわからないので、英語版でも英語字幕がでます。たまに理解不能で字幕も???になったりしています。
番組内のムチャクチャぶりは時に法に触れているらしく、色々と訴えられてるみたいです。マネしないように・・・。本人たちは結構平気みたいです。全然気にしてないし・・・・
それなりに予算があるらしく、ジャッカス(jackass)なんかに比べると大掛かりな仕掛けが多いです。ジャッカス(jackass)での功績が大きいのかしら・・・?
ところで、バムが滑っているシーンはそれほど観られません。それ以外のいたずらで忙しいせいもあるのでしょう。それでも1シーズンに1回か2回は、有名スケートボーダーたちを集めて派手に滑っています。Xゲームズの雄、トニー・ホークは相当な悪童らしく、エイプリールには特に嫌われています。
爆笑したりすることはそれほどありませんが、全体的に安定して面白いです。リアクションが予想しにくく、当たり外れの幅が大きいワイルドボーイズとはそこが違います。相手が人間なので、仕掛けもリアクションもわかりやすいですしね。非常に良いですよ。
音楽はヘヴィなのやコア系を使いまくりです。メイン・テーマ曲はダニエル・ライオンアイ(Daniel Lioneye)の"The King of Rock and Roll"。音楽関係も知り合いは非常に多いようです。
どのエピソードか忘れましたが、フィンランドのスタントアーティスト、The Dudesonsが登場しています。Don Vitoの誕生祝いの時みたい。再チェックします。
彼らはこのショウの正統な後継者と言ってよいかもしれません。シーズン1では、しばしばバムも登場しています。
エンターテイメント的視点
こういったハチャメチャショウを観る時の心得として、自身の倫理スイッチみたいなのをオフにしなければなりません。真面目に考えてしまうとね、無理です。はい。
やっている方ははっきり言って子供。良くも悪くも子供です。楽しむことに関して無邪気で純粋な気持ちでやっているのです。ってことは、観る方も同じ気持ちになって楽しめということです。
年を取ってくると、どうもそのスイッチが固くなってなかなか切り替わらないのはわかります。どうしても周囲には迷惑をかけているので、そういうことを気にしているとどうも切り替わりません。
家族全体がこれで仕事をしていると考えれば少しは考え方が変わりませんでしょうか。あくまでエンターテイメント業ですから、そうした割り切り方をして観てもらえればと思います。対象がいないと成り立たないんです。
違いは事前承諾があり、脚本化されているかと、事後承諾で、できるだけ生の反応を映しているかの違いです。小難しく考えるのではなくて、解放的な考えで観てはと思います。
このショウが好きなら
無論、ジャッカス (Jackass)は外すことが出来ないでしょう。バムも中心的存在の一人としてちょくちょく登場しています。お馬鹿系の代表作品です。オンラインでも結構な量の映像が観られます。
まだ記事にはしていませんが、乗り物系スタントばかりの「ナイトロサーカス」もオススメです。痛い系が多いですけど、自転車やスケートボード、ソリなどのスタントがたくさんあります。
上にも書きましたが、バムも認めるフィンランドのスタントアーティスト軍団、The Dudesonsも見逃せません。こちらはオフィシャルな映像をオンラインで公開しています。
直球評価
・ハチャメチャないたずら。・観ていてげんなり。
・でも、家族愛を確認できてほっとする。
・そうなると楽しめる。
・エイプリールの反応は面白い。
・ドン・ヴィトはむかつくので攻撃してよし。
・段々飽きてくる頃に終わる。
・もっとスケートボーディングが観たい!!
・彼らの無邪気さが魅力。
- スポンサードリンク -
コメントやシェア頂けると励みになります!